2011年2月24日木曜日

墨付け日々精進の巻 7




さあ刻みます!(加工します)

・・が、刻む前におこなうことがあります。
それは墨付けが間違っていないかの確認作業です。
もちろん墨付けをしたときに確認はしました。
しかし加工前の頭がリセットされているタイミングで再確認をするんですね。
墨付けが間違っていた場合は墨付けをした人も悪いが、間違いに気付かず刻んだ人にも責任があると教えられました。
墨付けが間違っているかどうかは建前当日にならなければ明らかになりません。組んでみて初めて明らかになるんですね。
しかし間違っていた場合、建前はその時点で中止になってしまいます。
これほどお施主さんに恥をかかすことはありません。もちろん大工の自分にとってもです。
ですからこの確認作業はとても大切なことなんですね。

それにしても自分で墨付けしたのにややこしいこと。
どこから手を付けたらよいか少し考えてしまいましたね。
今回は木が小さいのでほとんど機械は使わないで刻みます。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿