2011年2月24日木曜日

墨付け日々精進の巻 8




木と木を交差させる刻み方法です。
墨付けする場合はなるべくこのように木と木が交差するようにします。
何が良いと言うと木を欠く部分が少なくて済むので木が弱くなりにくいです。
木同士が交差するのでガッチリ組まれます。
大工の刻む手間も省けます。
通常プレカットの場合はこのように木が交差して組まれることはないと思います・・・・いや出来るのかな?私が見たことがないだけかな?
よくプレカットでも構造上強い組み方を考えると言う人がいますが、プレカットでもそんなこと出来るのかなー?
何を変えているのか私にはわかりませんが・・・。
まあとにかく大工はそのように墨付けするということです。










今回は斜めに架ける梁もありますからこのような欠きもあります。
果たして墨付けが合っているのかはこの時点ではまったくわかりません。

つづく

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