2011年2月17日木曜日

墨付け日々精進の巻 2




図書館で何冊かの大工の本を閲覧。
その中でもとてもわかりやすく実践的な一冊を発見!
早速、浜松駅ビルにある谷島屋書店に問い合わせ。
ここの本屋さんは専門書もとてもたくさん置いてあるため取り寄せなくてもすぐに手に入る可能性が高いんですね。
今回も在庫がありましたのですぐに来店して購入。

まさに大工入門書です。
しかしこのような大工の本はある程度墨付けが出来る人でないとあまり役に立ちません。
なぜなら内容は頭の中で理解できたとしても実際に墨付けをして形にするのは難しいんですね。
仮にそれなりの形に出来たとしてもそれが本当に正しいのかを自分で判断することは難しいですからね。

私も墨付けを覚えている時期に何冊かの本を見たりしましたが、結局は作業場で親方の墨付けを見ている方が勉強になったんですね。本を見ても何がなんだかよくわかりませんでしたし。
そして作業場で見たものをメモに残して覚えたものです。

その見て覚えたものが本当に正しいものだったかをこの本を見れば確認することが出来ます。
職人の仕事は教科書ではなく現場で覚えることですから内容は親方によって微妙に違うんですね。
その親方の仕事を見て覚えたものが本当に正しいものなのか確かめる術は本くらいしかないんですね。
まさか他の親方に聞きに行くわけにもいきませんし・・・。

笑われるかもしれませんが、この大工入門書とも言える本でさしがねの使い方の再確認から始めました。
まずは基本からですね。
何事にもこれが大事!!
つづく

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