2009年10月31日土曜日

浜北産業祭開催中




今日は浜北産業祭の初日でした。
1,000円のプランターは数個の販売に終わりましたが、二俣一夜城についての反応はすばらしいものでした。
今日の静岡新聞の一面を飾ったこともありみなさんよくご存じでした。
みなさん口ぐちに「壊してしまうのはもったいないほどの出来栄えですね。」とお褒めの言葉をいただきました。
私は少し手伝っただけなんですけどほめられるとうれしいものですね。
これから娘たちを連れて二俣一夜城へ行ってきますが、ライトアップがすばらしいということなのでとても楽しみです。





浜北産業祭では建具屋さんの組合も参加していまして、こちらは手間をかけた木工製品を販売していました。
私は見た瞬間に出来栄えの良さと値段の安さに驚きました。合計3点の製品を買いました。
しかしその割には売れ行きはいまいちのようでしたが、なぜあんなにお買い得なものが売れないのか不思議でした。
材料と手間と仕上がり具合を考えればとてもあのような金額では手に入らないものばかりなんですけどね。
ちなみに私が買ったうちの一品が小さな建具です。
雑貨屋で売っているような安っぽいものとは違いますよ。値段はそれ以下でしたけど・・・・。
建具は一輪ざしくらいのほうが似合う大きさですが、せっかくですので玄関に飾ってみました。
建具ひとつで印象がガラッと変わります。買ってよかった!!!

明日も産業祭へ参加しますが、建築組合のブース同様に建具屋さんのブースにもお立ち寄りください。

2009年10月30日金曜日

浜北産業祭木工製品製作2




浜北産業祭で販売する木工製品はプランターです。
プランターなんて買う人がいるの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
浜北建築組合では春に行われた浜北グリーンフェスタでも販売したのですが、その時は私たち大工も売れるのか半信半疑でした。
しかしふたを開けてみると予想外の大反響でわずか1時間半ほどで売り切れてしまいました。
前回は売れ残るのも恥ずかしため材料代も無視して500円の格安で販売しました。
しかし今回は材料代だけは確保したいということで1,000円で販売することになりました。
「いきなり2倍?」と思われるでしょうが、今回は材料もグレードアップしていますので決して高くはないですよ。
材料代の値段のみで手間賃はいただいていませんからね。
今回は限定50個です。売り切れの際は追加で製作するかもしれませんが、まだ未定です。
浜北産業祭に訪れる方はぜひ浜北建築組合のブースものぞいてみてください。
組合員一同お待ちしています。

2009年10月29日木曜日

浜北産業祭木工製品製作




昨晩は二俣城一夜城の建築で延期になっていた浜北産業祭で販売する木工製品の製作を浜北建築組合の仲間でおこないました。
夜の7時30分からおこない木工製品を50組作りました。たくさんですが大工がみんなでつくればはやいものです。
約2時間少々で完成しました。
なにを作ったかは明日紹介します。
帰り際に浜北産業祭についての予定事項を確認しましたが、その際に二俣一夜城のお祭りに招待されたことが発表されました。
二俣一夜城の建築に浜北建築組合が大きく貢献したという理由のようです。

今週末は浜北産業祭と二俣一夜城に参加するということで忙しくなりそうです。
浜北産業祭についてはこちらから

二俣一夜城についてはこちらから

2009年10月28日水曜日

茶室設備2




水屋工事の続きです。
板金屋さんに銅板で覆ってもらいました。
すごくピカピカしていますよね。施工後にクリームを使用して磨きをかけたからです。
銅板は持っただけで指紋が付いてしまいますが、引き渡し時に指紋だらけでは気持ちが良いものではありませんからね。
しかしこれだけきれいにしても数回水を流してしまえばこの輝きもすぐに失われてしまうので少し残念です。
輝きを失うといっても落ち着いた銅色になりますので心配いりませんし、いつまでもこんなにピカピカの状態ではまぶしくて仕方がありませんよね。




以前紹介した竹釘です。
墨付けをするときは竹を筆代わりにするのですが、それに使用するために長期間保存していた竹を使用してつくったものです。
主にちゃせん(抹茶をかき混ぜる道具)やひしゃくをかけるためのものです。
ステンレスの釘もサビなくて良いですが雰囲気が台無しになってしまいますからね。

茶室は材料よりも寸法にこだわる感じがしますね。細かく指定がありますから。
今回はご自宅ということで使いやすさを重視して寸法を相談しました。

2009年10月27日火曜日

茶室設備1




大場建築のお客様に茶道の先生がいらっしゃいます。先生のご紹介で生徒さんの自宅に茶道をおこなうための設備を依頼されました。
茶道に必要な設備はお湯を沸かすための炉壇と茶碗などを洗うための水屋です。
水屋には新築時にあらかじめ配管工事が施されていたため給排水に関しての工事は蛇口を付ける程度で済むようになっていました。この配管工事がしてあるのとしていないとでは工事代金が大きく変わってきます。
当然ですが後から配管工事をおこなう場合は工事代金がたいへん割高になってしまいます。

大工は水槽部分の下地と茶碗を並べるための棚を施工します。水槽部分は防水仕様にするため板金屋さんに銅板で覆ってもらいます。大工の下地工事は簡単にできるため、板金屋さんが主役の工事ですね。




問題はこの棚でしたね。
一見すると簡単に見えますが、既存の部分に棚を付けるのは結構手間がかかるものなんです。
しかも階段の下ですからなおさらです。
お客様にはひのきの無垢材と集成材の板を選択していただきましたが、値段の割にきれいということで集成材を選ばれました。

材料はお客さまが選択するものです。
大工は材料に関係なくきれいに仕上げることのほうが大事なことなんです。

2009年10月25日日曜日

二俣城建前2




今日も二俣城の建前に行ってきました・・・・が、すみません。
詳細は明日のブログで紹介します。

今日は、シャチホコの写真だけでご勘弁を。

2009年10月24日土曜日

二俣城建前




昨日からおこなわれている二俣一夜城の建前に参加しました。
ハリボテといってもなかなかの出来栄えですので手間もかかります。
今日も雨のなか作業は続けられましたが、完成までは程遠いため明日も延長戦をおこなうことになりました。
明日は来週に控えた浜北産業祭(はまきたグリーンアリーナで開催)で販売するプランター作りの予定でしたが、急きょ中止してお城造りに変更となりました。
浜北建築組合は産業祭を優先するはずでしたが、いつの間にか城造りに熱中しています。
やっぱり大工は造り出すと止まらない性分の人が多いのでしょうか?
しかし浜北産業祭と二俣一夜城は同日開催なんです。さすがに開催日は浜北産業祭を優先すると思いますが・・・。
とはいえ二俣一夜城もけっこう盛り上がりそうなので参加してみたい気持ちも捨てきれませんね。

あなたはどちらに興味がありますか?
開催日は10月31日(土)と11月1日(日)です。
明日も城造りの状況を紹介します。おたのしみに!!

2009年10月23日金曜日

外壁トラブルのメンテナンス




9年ほど前に新築されたお客様から「外壁の状態がおかしいから見てほしい」と連絡がありました。
このお宅では5年ほど前にも家の角に使用しているサイディングの口が開いてしまったことがありました。
その際は外壁メーカーが責任をもって補修してくれました。
しかしお客様も今回で2度目とあって以前とは違う方法で修理してほしいというご希望でした。当然なご希望です。
今回はすんなりとはいきませんでしたが、全額メーカー側の負担で補修工事がおこなわれます。
工事内容はすべての角の部材の交換です。

外壁の多くは10年保証になっていますので、問題がある場合はなるべく早く工務店に連絡するようにしてください。

2009年10月22日木曜日

秋めいたきました




毎日、日が暮れるのが早くなっているのを実感します。特に外で仕事をしているとなおさらですね。
職人は仕事のキリがよいところで仕事を終了したいものなんです。ですからそろそろ片づけたほうがいいかな?と思っていてももう少しでキリになるからと思い仕事を続けてしまいがちです。
しかし仕事はキリになってもそのあとの片づけが大変なんです。
あっという間に真っ暗になってしまい道具を片づけ忘れることがよくあります。
大事なかんなやのこぎりなどは確認しますが、たまにしか使わない道具などは特に忘れがちです。

これからますます日が短くなるので外で仕事をする職人は大変ですね。
屋内の場合は照明をつけて仕事をしますが、やっぱりおてんとうさまの明るさにはかないませんから細かい仕事はうまくいきませんね。
きれいに出来たと満足して帰宅するのですが、翌日見ると仕上がりがいまいちでやり直さなければいけないときもありますから。
大工はきれいに仕上げてなんぼですからね。

2009年10月21日水曜日

台風被害はありませんか?




台風が去ってしばらく経ちますが、今週になっても修理の依頼があります。なぜでしょう?

今日は板金屋さんと現場で話をしたのですが、被害にあっている場所が屋根などの見えないところが多いようです。そのため気付かないまま放置されているのでは?ということでした。

午後に連絡をいただいたお客様のお宅に伺いお話をしたのですが、昨日までご主人さまはまったく気付かなかったようです。
異常に気付いたのは他のところに住んでいる息子さんだったそうです。

みなさんも今一度ご自分の家の外回りを確認してみてください。
それと屋根の場合はお隣さんに教えてもらったというケースが多いですよ。
自分の家の屋根はよく見えないですからね。
ご近所の方と屋根の状態を確認しあってみてはいかがでしょうか。

2009年10月20日火曜日

メリットよりもデメリット




お客様からテラスの屋根を利用して大きな犬小屋をつくりたいと相談されました。
メリットは既存のテラスを利用できるため屋根を造らずに済むということです。
しかしデメリットはたくさんあります。この屋根のままでは夏場は温室になってしまいます。それを回避するために大きな窓を3か所付けたいということでしたが、そのようなことをしても夏場の暑さを回避することはできないとお客様に伝えました。
それどころかテラスの奥にある部屋までとても暑くなってしまいます。夏場のあいだは常に冷房をかけなければいけなくなるでしょう。
金額の面でも問題があります。アルミもしくは木造でつくったとしても25~30万円はかかってしまいます。犬小屋にしては少し高額な気がします。
それならば日曜大工をおこなう御主人さんにつくってもらうか、立派な犬小屋を買ってきた方がよいのでは?と提案しました。

お客さまもこのようなデメリットを聞いて今回の工事はおこなわないことにされました。
「見積書をつくってもらったにもかかわらず工事をお願いしなくて申し訳ない」と恐縮されていましたがまったくそんなことはありません。それよりもせっかくお金をかけてつくったとしてもこのようなデメリットのために工事後に後悔されるほうが問題ですからね。

メリットとデメリットを天秤にかけてから結論を出すことをおすすめします。

2009年10月19日月曜日

メンテナンスサービス




昨日は修理工事の打ち合わせにお客様のお宅へお伺いしました。
打ち合わせを終え、帰る際に「大場さんちょっと見てほしいところがあるんだけど」と言われました。
その箇所はクローゼットの扉を留めている金物でした。
3つのうちの1つが折れて壊れていました。ホームセンタへ同じものを探しに行ったようですが、同じものは見つからなかったようです。
最近ではたくさんの種類がホームセンターにありますが、なかなか同じタイプのものを探しだすのは大工の私でも難しいときがあります。
一般の方の場合だと同じものを買ったつもりでも家に帰って取り付けてみると微妙にサイズが違ったりすることがあるでしょう。せっかく買ってきた新品のものですがゴミになってしまいます。
買うのを迷った時は店員さんに相談したほうがよいですね。
しかしあまりに種類が多い場合は店員さんでもわからない場合があります。
そんなときはやっぱり専門家に相談するのが一番でしょう。

今回のように3つのうちの1つの金物が壊れた場合でも3つすべてを交換する必要があります。しかし今回は1つだけを交換して扉の調子を確かめてみましたが問題ないと判断しましたので他の2つは交換しませんでした。
OBのお客様ですし材料代もあまりかかっていないため今回も代金はいただきませんでした。

困った時はまずは大工に相談!お忘れなく!!

2009年10月17日土曜日

床下点検方法サイト編



大場建築サイトの「now」ページ(最新作業写真)に床下点検方法の詳細版を掲載しています。

大場建築のサイト紹介のフォトシネマも1作追加しましたのでこちらもお時間があればどうぞ。

nowページはこちらから
フォトシネマはこちらから

2009年10月16日金曜日

二俣城復活




国民文化祭の一環として浜松市天竜区の二俣城跡に「二俣一夜城」として復元されます。
20年前にも造ったようですがそのときは細い角材を使用したそうです。しかし今回は予算も出たということで一般住宅に使用する柱と同じ太さの材料を使用して造ることになったようです。
この墨付けと刻みを浜北建築組合員の大工さんがおこなっています。14日(水)に組合の会合がありましたのでその帰りに他の大工さんと3人で作業場へ立ち寄りました。毎日の仕事を終えて夜に城造りの刻みをおこなっているそうです。
みなさん無償でおこなっているのですが、その心意気が本物の大工だと感動するのと同時にものづくりが本当に好きなんだと感心しました。
私も微力ながら協力したいと考え10月24日(土)の建前に参加することになりました。
しかしお城の高さがとても高いということなので多少の不安もありますが・・・・・、がんばります。
中日新聞記事

日程はこちら

2009年10月15日木曜日

ためになる?床下検査方法




昨日は床下について書きました。
タイミング良く今日は洗面所の床のはりかえ工事をおこないました。
いつも通り床下をチェックしました。写真は床下の状況を撮影したものです。
この写真を見てみなさんはどのような判断をしますか?木が汚れていて問題があるように見えますか?
大工である私の判断は床下の状況はまったく問題なしです!!
問題なしの主な判断理由は
①白ありの被害にあっていない。
②腐食していない
③換気が良好で土が湿っていない
などです。
しかし上記のことを理解は出来ても実際に判断することは一般のかたには難しいと思います。
これでは「ためにならない!床下検査方法」ですね。すみません。
でも知識として覚えておくのも損はしないと思いますよ。

洗面所はタイル仕上げのお風呂のとなりでしたので腐食もしくは白ありの被害にあっていると予想していたのでこの状況には驚きました。このような洗面所は腐食や白ありの被害にあっているのがほとんどですからね。

こんなに床下の状況が良好でも床板は劣化によってブカブカしてしまうものなんです。
お風呂上がりの濡れた足で歩くため表面もはがれていました。
ということで水に強いクッションフロアーをおすすめしましたが、床板のほうがよいということで今回はフローリングを施工しました。
詳細は大場建築サイトの「now」ページで紹介する予定です。(毎週日曜日更新)

いつも書くことですがお客様がデメリットを知った上で材料を選択することは問題ないと考えます。
人それぞれ好みがありますからね。

2009年10月14日水曜日

大工の教え




大工村.comはご存知でしょうか。
大場建築のブログを見てくれている方のほとんどはご存じだと思います。
このサイトの中に「大工の教え」というページがあります。寄せられた質問に大工が回答するコーナーですが、今回のご質問は「床がブカブカするのではりかえをおこなうが、床下の湿気が気になる」という質問でした。
現代の新築住宅では床板の下に合板などをはるため2重構造になっています。しかし15年~20年以上前の家の場合は床板だけのため床板の劣化によりブカブカするようになるのです。
みなさん白ありと勘違いをしてとても心配しますが私の経験では実際に白ありの被害を受けているパターンは全体の1~2割です。(湿気が問題の場合も同様です。)それもほとんどの場合が洗面所です。
その理由として、洗面所は風呂場のとなりにある場合が多いため風呂場の水がタイルの割れ目などから水漏れを起こし白ありが発生してしまうケースです。
次に多いのがキッチンです。これも水漏れが原因です。
まれに水まわりではない部屋で白ありの発生がありますが、このような場合は床下がとても湿気ている場合がほとんどです。

このように床下は見えないところですから不安になりますよね。この不安につけこみ無料床下点検をおこなう業者がいます。そして床下の状況が劣悪と言って高額な工事代金を請求する悪徳業者が存在します。床下の判断は一般のかたでは難しいためだまされる人が多いようです。

ですから床下点検は信頼のできる専門家にお願いするようにしてください。
飛び込みのセールスには要注意です。
大工村.com 大工の教えはこちらから

2009年10月13日火曜日

竹釘




今日は午後から茶室の水屋に使用する材料を加工しました。
茶室の水屋とは茶道で使用する茶碗などを洗うところです。

写真は竹釘です。
茶道具をかけるための竹製の釘です。これもつくったのですが、小さくてまるで工作をしているかのようでした。
こんな小さなものですが結構手間がかかります。
8本つくったのですが1時間くらいかかりました。
手間はかかりましたが、水屋の雰囲気にはぴったりの釘だと思います。
長持ちもしますしね。

2009年10月12日月曜日

ホームセンター




みなさんはホームセンターの資材館をご利用しますか?
最近では家一軒が建つほどの品ぞろえですね。値段が安いですから品質もそれなりですが、日曜大工をおこなう方にはとても便利なお店です。

私もたまにはのぞきに行きます。
「こんなのがあればいいのになー」と思いながら店に行くことが多いのですね。
今回も自宅のコタツ用のテーブルをつくるためテーブルの足を探しに行きました。
自作することも可能ですが、やはり季節ものですので収納が便利なように取り外しが出来る足がよいと考えホームセンターへ探しに出かけました。
コタツをイメージしていたので折りたたみ式の足を想像していたのですが、あまり良いものがありませんでした。あきらめずに資材館の方を探すとネジ式で木製の足がありました。長さは長めのものを選択しました。あとで好みの長さに切れば良いだけですから。

前にお客様にこんな話を聞いたことを思い出しました。
「ホームセンターで買ってくるのは良いが、好みの長さにカットするのに困る!どうしてもうまくいかない!!自分で作れば安く済むと思い、買ったのは良いが結局使い勝手が悪いものしか出来ずに、最後は大場さんに頼むことになってしまった。妻には初めから大場さんに頼めばよかったのに、と怒られる始末」。

この気持ちはよくわかりますけどね。自分で作るのが好きな方は問題ありませんが、そうでない人はプロにまかせるのが一番安くてきれいに仕上がりますよ。

何事にも挑戦する気持ちは大事ですけどね・・・・。

2009年10月11日日曜日

バッティングセンター




最近我が家ではWiiの野球ゲームとむかしなつかしいウルトラマシーンにはまっています。
当然子供たちでもゲームの中ではホームランも打ちます。意外にもウルトラマシーンも打ち返すことができます。ちなみに子供は1年生と3年生の姉妹です。
ですから野球を甘く見ているところがあり自分はイチロー級だと勘違いしています。

この勘違いをわからせるために弁天島のバッティングセンターへ行きました。
現実は甘くなくボテボテのゴロを打つのがやっとでした。ですから1回やれば満足するかと思っていましたが、打てたことの喜びが大きかったのか一人5回も挑戦しました。
このバッティングセンターは遅い球の打席は1回100円と安いため5回も挑戦したわけですが、負けず嫌いな次女はまだ打ち足りなかったようでした。
バッティングはセンスだと言いますが、1年生の次女のほうがうまく打っていました。ですからとても楽しめたようですが、さすがに弁天島までわざわざバッティングのために行くのはちょっと遠すぎますね。
とはいえ近くのところでは1回200円~300円はかかりますし・・・。
当分の間はウルトラマシーンで我慢してもらいたいものです。

2009年10月10日土曜日

気合い一発!




今週は大きな台風が上陸しました。
大場建築のお客様でも被害を受けたお宅が5件ほどありました。
詳しいことは大場建築サイトの「now」の最新作業内容で紹介しています。

その中でも危険だったのが瓦のめくれでした。このお宅は左官さんの娘さんのお宅なんですが、左官さんも職人ですから自分で直そうと試みたようですがさすがに2階の屋根の軒先ということで断念したとのことでした。
昨日はまだ風も強くて危険でしたが屋根に上らないことには状況がわかりません。ということで上ったのですがこの瓦のすべること!しかし幸いにもアンテナを支える針金があったためこれを命綱にして軒先までたどり着けました。
なんとかビビりながらも7枚ほどずれていた瓦を修復しました。もちろん安全を確保して作業ができると判断しての修復です。もし修復ができなければ足場をかけなければいけないため大ごとになってしまいますから。
屋根に上るのは大工でも怖いんです。ですからこのような時は自己暗示をかけるんです。「大丈夫!屋根と思わなければ大丈夫!落ち着いて作業をすれば大丈夫!」と思い込むんです。一度怖いと思ってしまうと体が思うように動かなくなってしまいとても危険な状況になってしまいます。

一般の方は屋根に上るのは避けたほうがよいです。
よくあるパターンは上るのは平気でも降りるときに下を見てしまい怖くて動けなくなってしまう場合がよくありますからね。

2009年10月9日金曜日

畳のダニ3




昨日の紹介は、薄い畳を使用して天日干しが簡単にできるようにするというお客様からの案でした。
私もそのような案が浮かびましたが、2つの問題がありました。
一つ目は、畳屋さんに依頼するとどうしてもお金がかかってしまうということです。しかしホームセンターで買えばとても安く済んでしまうためこの問題は解決できます。
二つ目は、畳が薄いためどうしても踏んだ感触がよくないということです。しかしお客様は「フローリングと比べればまったく問題ない」ということでこの問題も解決です。

問題は解決しましたが、いったいホームセンターで売っている薄い畳とはどんなものなのか?畳として使用できるものなのか?という不安からホームセンターに見に行ったのですが、半畳で1800円ほどでした。しかし値段のわりにしっかりしているという印象でした。
中国産でい草の網目が少し荒く、使用していると網目に隙間があいてきそうとも思いましたが、充分使用可能と判断しました。

薄い畳のメリットは天日干しが簡単ということと大工の工事が簡単にできるということです。ほとんどの場合が後者の理由で使用されています。
デメリットは踏んだ時の感触がよくないことや冬場は一般的な畳に比べて冷たいという点でしょうか。畳風のフローリングと考えたほうがよいかもしれません。
しかし今回のようにお客様がメリットとデメリットをよく理解したうえで使用するのであればまったく問題ないでしょう。
このようなことは畳だけではなく家全体に言えることです。
メリットがあれば必ずデメリットがあることをお忘れなく!

おまけ
お客様に「ナイスアイデアですね」と言うと「むかし大場さんの親方に薄い畳がホームセンターで売っていると聞いたからね」というお答え。このひとことで今回のアイデアが出た理由がわかり納得しました。一般の方からにしては良いアイデアすぎると思いましたので・・・・。

2009年10月8日木曜日

畳のダニ2




台風被害はありませんでしたか?私が思っていたよりも強い風が吹きました。
大場建築のお客様のなかには瓦がずれたり雨戸がはずれてしまったという方がいましたが大きな被害がなくて安心しました。

さて畳のダニについての続きです。
一番有効的だと考えていた熱処理で死滅させる方法では毎年のようにおこなう必要性があるため根本的な解決策ではないと考えました。
しかしなるべくお金をかけずに解決する良い案が浮かびませんでした。

そのような状況でのお客様から浮かんだ案の紹介です。
ホームセンターに売っている薄い畳に敷き直すという案でした。
写真がその畳なんですが、22mmと薄くて軽いため外に持ち出して天日干しができるのでは?ということでした。
しかも半畳で1800円くらいと安価でした。

これを使用するメリットとデメリットは?つづきはまたあした

畳のダニ2




台風被害はありませんでしたか?私が思っていたよりも強い風が吹きました。
大場建築のお客様のなかには瓦がずれたり雨戸がはずれてしまったという方がいましたが大きな被害がなくて安心しました。

さて畳のダニについての続きです。
一番有効的だと考えていた熱処理で死滅させる方法では毎年のようにおこなう必要性があるため根本的な解決策ではないと考えました。
しかしなるべくお金をかけずに解決する良い案が浮かびませんでした。

そのような状況でのお客様から浮かんだ案の紹介です。
ホームセンターに売っている薄い畳に敷き直すという案でした。
写真がその畳なんですが、22mmと薄くて軽いため外に持ち出して天日干しができるのでは?ということでした。
しかも半畳で1800円くらいと安価でした。

これを使用するメリットとデメリットは?つづきはまたあした

2009年10月7日水曜日

畳のダニ




お客さまから畳のダニについての相談がありました。時期的に現在は気にならないということでしたが、今年は梅雨が長くてダニが発生したとのことでした。
実際に我が家でも座卓の下の部分にうっすらですがカビが生えました。
一日中風通しをよくしておくのがよいのですが、共働きの場合などはそういうわけにはいきません。

以前も同じような相談を受けた際には熱処理のダニ退治を専門の工場に運んでおこないました。しかし効果があったのは一年限りでした。ダニ用の殺虫剤を使用したりもしましたが、いまいちでした。
ダニ自体は殺せてもかたい卵が残っているため数日後に殺虫剤の使用を繰り返さなければいけないのですが、そのようなことをしても効果は少なかったんです。
お客様のお宅は床下換気扇が付いていますし、普段も風通しがよくて問題ないように思うのですが・・・・・。

フローリングにはりかえる案もありましたが、冬場は寒いためできれば避けたいと考えました。
しかしここでお客様からひとつの案が出ました!大工の私には発想できない案でした。
つづきはあした。

2009年10月6日火曜日

台風対策

大型台風が接近中ですね。雨戸の調子や家のまわりに飛ばされるものがないかをチェックしましょう。
今日の夕方お客様から「雨戸を出そうと思ったけどうまく動かないから見てほしい」という連絡がありました。
雨戸は毎日使っていれば調子がよいものですが、台風のときなどたまにしか使用しない場合は調子が悪くなっているおそれがあります。
あさってには台風が最接近しそうですので明日の早いうちにチェックすることをおすすめします。もしも調子が悪いようでしたらすぐに大工などに連絡したほうがよいでしょう。

台風のときに雨どいがはずれそうだから屋根に上って修理をしようとする人がいますが、濡れている屋根は専門家でもとても危険ですのでおやめください。
台風で飛ばされると危険だからというお気持ちはわかりますが、濡れている屋根に上ることも非常に危険ですので専門家に相談するのが無難でしょう。

大工の私でもこのような場合は応急処置で済ませて、しっかり直すのは台風が去ってからにしています。
明日、雨戸を直しに行きますが簡単に直ればよいのですが・・・・。

2009年10月5日月曜日

デスクワーク




昨日は仕事でしたので今日はお休みにしました。
子供たちも学校へ行きましたので、デスクワークがはかどると思い朝から机に向かいました。
しかし机に座っているのも疲れるものですね。集中力も続いて半日ですし。
それとなによりも体調がすぐれなくなるというか、重い感じがしますね。現場に出れば多少の疲労はあっても体調は良い状態でいられます。
それとお腹が減らないですね。ですから今日は昼飯は食べませんでした。さすがに5時ごろには空腹を感じましたけどね。

そういえば浜松総合住宅展のときもあまり動かずに立ちっぱなしでいたら腰が痛くなりましたね。どうもあまり動かないのは体調を悪くするようです。とはいえ休みの日に運動する気もないですけど・・・・。
今日は雨で肌寒かったですが、みなさんも体調にお気を付けください。

2009年10月4日日曜日

日曜出勤




今日は日曜日でしたが床のリフォーム工事へ出かけました。夫婦共働きの場合は土日しか家にいないかたも多いと思います。ですからお客さまのご要望があれば日曜日の工事も可能です。
お気軽にご相談ください。

とはいえ2日間で工事を終了しなければいけないためちょっとプレッシャーでしたね。
お客様は「急いで工事をしなくてもいいですよ。もし終わらなくても来週やってくれればいいですよ。」と言ってくれたので安心しましたが、工事途中で生活するのは不便なものですからできれば避けたいと考えていました。
幸いにも昨日の作業がはかどり、今日も予定よりも早く終了することができましたのでホッとしています。
仕事は余裕をもってやればスムーズに進むものですが、、あせっておこなうと逆に手間取ってしまうものなんです。
ですから今回はお客様の一言にとても助けられた工事でした。ありがとうございました。

2009年10月3日土曜日

サイト作成ソフト




大場建築ではサイト制作を大工の私がおこなっていますが、私のようなパソコンの知識がないものでも制作できる便利なソフトがあります。
今回はそのバージョンアップ版が発売されましたので購入しました。しかし1週間前に手元に届いたにもかかわらずやっと封を開けただけでインストールもしていない状態です。
便利なソフトとはいえやはり制作にはそれなりの時間が必要なためとりかかりにはちゅうちょしてしまいます。

それではいけないと思いつつもその前に仕上げなければいけない御見積り書や御請求書がありますからねー。
このソフトを活用するのはいつになることやら・・・。

2009年10月2日金曜日

オーダーカーテン




先日友人から大きさを注文できるカーテン屋さんを紹介してほしいという連絡がありました。
大場建築でクロス工事をお願いしている「小松屋」さんがカーテンやブラインドなどを扱っているため友人に紹介しました。
小松屋さんはもともと生地を扱っているお店ですのでカーテンなども得意分野です。カーテン生地も良いものを扱っているため値段もそれなりに立派です。しかし誰が見ても高級なカーテンとわかるほどの違いがあります。

カーテンの選択方法は2つあります。良いものを長く使うか、それとも安いものを短期間で買い替えていくかです。これは他のものでも当てはまることですね。やっぱり値段と質は比例するものなんです。
ちなみに大場建築のお客様で高級なカーテンを注文するかたは全体の1割~2割程度ですね。カーテンは消耗品と考える方が多いということでしょう。
写真は我が家なんですが量販店の安物です。安物の割には十分満足できる質なんですがね。

カーテンの見積もりは無料でおこなってくれますので興味ある方は依頼してみてください。
小松屋さんの連絡先は大場建築サイトの「職人魂」ページに掲載されています。
職人魂ページはこちらから

2009年10月1日木曜日

通風シュミレーション




新築予定のお宅の通風シュミレーションをお願いしていましたが、結果の資料が届きました。

この通風シュミレーションは窓の配置によって家の中をどのように風が流れるのかを調べてくれるものです。大場建築では以前より家の中を風が流れるような窓の配置をお勧めしてきましたが、配置案はあくまでも大工の経験によるアドバイス的なものでした。

今回もこれまで通り大工の経験を元に窓の配置を提案しましたが、シュミレーション結果は「家全体に風が通り各部屋とも良好」ということで安心しました。

春や秋などはさわやかな風を家のなかに取り入れたいですよね。とくに今の時期は窓を開けておくと気持ちがいいものです。湿気の多い時期でも晴れた日は乾いた風を家のなかに取り入れたいものです。通風(自然の風)は快適なくらしにはかかせないものです。

このようなシュミレーションも100%信じることはできませんが、建築前のお施主様にはとても役立つものだと考えています。

ちなみに調査結果の資料は、印刷物が5枚と通風状態が確認できる動画がセットになっています。