2011年2月26日土曜日

墨付け日々精進の巻 10




以前、角材でも太鼓丸太に見立てて練習することが出来ると書きました。
これがその方法です。
角を削るんですね。
なぜ?と思われるでしょうが、一般住宅によく使用される太鼓丸太というものの接合部分はこのように角面に加工しているんですね。
説明がわかりにくいですかね?
丸太と丸太が交差するところは丸い同士のままではピッタリ接合させることは難しいため、丸を多角形に加工して接合させているんですね。これが太鼓丸太と角材の墨付け方法の基本は同じという理由なんですね。
まあ四角形ではなく多角形ですので勘違いを起こして間違いやすくはなるんですけどね。











ですからこんな小さな材料でも墨付け方法は太鼓丸太と同じようにおこなったんですよ。
これが材料の大小にかかわらず墨付け方法は同じという理由でもあるんですね。
って、この写真を見ても大工でなければわからないでしょうけどね。











相手はこんな感じです。
今回は墨付けの練習が主ですから、刻みが粗いことはご了承ください。
うまく組めるかだけが目的ですので・・・。

つづく

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