2011年2月18日金曜日

墨付け日々精進の巻 3




大工の入門書で基本を再確認しました。
私が小僧時代に基本?として覚えた事は間違ってはいませんでした。
なぜ?かは直接親方にそれが確かな基本だと教えてもらっていないからです。
職人は見て覚えるのが基本ですから学校のようには教えてもらえません。
と、ここまでは問題なくクリアーです。いや、クリアーしたつもりです。
前述のように自分だけでは確証は持てませんからねー・・・。











次は造るものの図面を書きました。
とても緻密?な設計図です。
中学生が授業で書く程度の図面です。いや、それ以下ですね。
と、いうよりも自分が一番わかりやすい図面ですね。他人がわからなくても自分だけがわかれば良いのが大工の図面です。
しかし墨付けするにはこれだけあれば充分です。
墨付けには立面図はほとんど必要ありません。
普段の墨付けも家の高さや屋根の形を確認する程度しか立面図を見ることはありません。
完成図は頭の中に描かれているのでそれほど立面図は必要ないんですね。
なんて言うと大げさに聞こえますが大工であれば決して特別なことではないと思いますよ。

さあいよいよこの緻密な図面を元に墨付け練習の開始です。
つづく

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