2011年2月28日月曜日

墨付け日々精進の巻 11




今回は屋根の造り方の練習もついでにおこなっているので屋根を支える短い柱も造りました。
これを束と呼びます。
角材を丸太に見立てた練習方法の2つ目がここにあります。
説明は難しいのでまた後日ということで・・・。
それと梁に差し込む部分のホゾが短いというつっこみは御遠慮ください。
端材を最大限に利用したので目一杯の短さに作っています。練習ということでご了承ください。

まあこのように墨付けすればこんなに短い材料も粗末にはしません。
プレカットでも材料ロスの軽減をしているからエコだと聞くことがあります。
しかしプレカットではこんな小さな材料は機械に入らないため長い材料を使わなければいけないとプレカット社員から聞いたことがあります。
実際、プレカット工場の裏には墨付けならまだまだ使えるような長い材料が山になっていました。いらないということでもらいに行ったこともあります。もちろん再利用はしているのでしょうが、その材料代もお施主さんが払っていることを忘れてはいけませんね。
まああれから数年経っていますから、現状は変わっているかもしれませんけどね。
ただエコと言えばすべてが良いことに感じますが、疑問に思うことも多々ありますね。

最近ではエコ建材、健康建材などありますが、まあ流行りですからねー。判断が難しいものばかりです。
前にも言いましたが10年後にどれだけの商品が残っているのでしょうか?建築材は出ては消え、出ては消えの繰り返しです。
今も昔も変わりませんので、流行りものの建材選択は御慎重に!
話がそれましたので・・・。

つづく

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