2011年2月16日水曜日

新連載!墨付け日々精進の巻 ①




先輩大工さんの建前の手伝いに行ったときに見た、たすき掛けの梁組み。
大工の私から見ても見栄えするものだと感じました。
これを一般の方が見れば余計に感心するのではないかと思いました。











その後、先輩親方の建前に2度ほどお邪魔しましたがこの梁組みをなんとなく頭の中で整理できるようになりました。
そして思い出したのが浜北建築組合の大親方のこの言葉です。
「解る大工より、やれる大工になれ」です。
頭の中で想像することなら誰でも出来ます。
絵も書ければ図面も書けます。
しかしそれを形にするから大工なんですね。

そういえば、他の先輩大工さんには
「大工は墨付けしないと虫けらのように扱われる、墨付けするから大工さんと呼ばれる。昔は大工様と呼ばれたもの」と言われました。
ですから、私も虫けら大工と呼ばれないようにたすき掛けの墨付け練習をすることにしました。


頭の中での整理は出来ましたからあとは形にしてみることです。
そしてまずは図書館へ向かう私でした。

つづく

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