2009年11月12日木曜日

基本は同じ




先日は墨付けの基本は大きな建物でも小さな建物でも同じということを書きました。
ひさしの作り方も基本は同じです。
節のないきれいで高価な木材をたくさん使えば和風のひさしになりますし、節のある安い木材を使えば借家のひさしになります。(高価な材料の見分け方は機会があれば紹介します。)
もちろん手間のかけかたは違いますが、作り方は基本的には変わりません。





9月に開催された浜松総合住宅展で好評だった柱の向き(どちらが根っこか?)を当てるクイズがありました。
その際に家を建つときの柱はすべて根っこが下になるように立っているというお話も紹介しました。
今回のこのようなひさしの場合も柱は根っこが下になるように立てられています。
大工の仕事は大きな建物でも小さな建物でも基本は同じということです。
大工の仕事に限らず、やっぱり基本は大事なんですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿