2009年11月4日水曜日

茶室設備3




前回の茶室設備では水屋を紹介しましたが、今回は炉壇(ろだん)です。
炉壇?と思う方が多いでしょう。
炉壇とは茶道に使用するお湯を沸かすところといえばわかる方も多いと思います。
以前は炭を焚いてお湯を沸かしましたが、最近では電気式のものもあります。
お茶の先生の茶室に炉壇を作った時は材料からすべてを加工しましたが、今では便利なものがあってすべてセットになっているものがあります。
今回はお客さまが用意してくれたので私は施工するだけでした。(今回のお客さまはお茶の先生をしているOBのお客さまのご紹介です)

セットになっている炉壇は床下収納庫と作り方は同じようなものなので難しいものではありません。
このことをお茶の先生にお話しすると「大場さんは正直すぎる!そういうときは特殊な工事だからとても難しいため工事代金が高額になると言わないとだめだよ。他の業者に頼んだ生徒さんは大場さんよりも15万円も高かったみたいよ。」と言われました。
水屋と棚と炉壇の全工事(水屋の水道工事は施工済み)で約20万円でした。他の業者は同じような条件で1.5倍以上の35万円の工事代金のようでした。

このようなことがありますので、みなさんも見積もりは何社かに依頼するようにしてください。
特殊な工事は見積もり額に大きな差が出る場合があります。

安いだけが良いのではありませんが、平均金額を知るためにも必要なことだと思いますよ。

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