2010年1月11日月曜日

製材所へ尺・寸で注文!だから無駄なし!




大工が使う長さの単位は今でも尺や寸です。
1尺は約30cm、1寸は約3cmです。(単位の話は明日にします。)
建材やサッシなどはmm表示になっていますが、材木は尺・寸で注文します。
しかし最近では材木もmm(m)単位で表示されることが多くなりました。
これだと切り落とす部分が多くなるためもったいないのですがね。
プレカットで良く使用する材料もm単位なので捨てる部分がとても多いです。
10年くらい前ですがプレカット工場へ行ったときにまだまだ使えるような木材がゴミ箱に山積みされているのを見ておどろいたものですが、現況はどうなんでしょうかね?
材料はm単位ですが、実際加工に使用する単位は尺・寸が基準になっているためこのようなことが起きるのです。

しかし今回のように製材所へ梁を頼む場合は注文通りの長さで作ってもらいますから切り捨てる部分はほとんどありません。
手刻みの場合は材料を無駄にしない加工ができるということですね。

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