2010年4月30日金曜日

あなたはどちら派?床材のお話




今回のお宅の床材はワックスいらずのお手入れが楽な建材床です。

床材は大きく2種類に分けられます。
無垢材と建材ですね。
簡単に言えば無垢材は一枚板で、建材は合板ですね。

今、時代は無垢材ですね。
でも無垢材にも建材にもそれぞれ短所と長所があります。
無垢材の長所はなんといってもその感触でしょう。
裸足で歩くと木肌を感じることが出来ますし、冬場もそれほど冷たくありません。
その場に座っていればあたたかくなるほどです。

短所は手入れがたいへん、汚れやすい、傷つきやすいというところでしょうか。
お手入れは人によって感じ方が違いますから、たいへんと言い切ることはできませんが、メンテナンスフリーというわけにはいきません。見た目はまったく気にしないという方であれば別ですが・・・。
だからと言って汚れが付くのがいやだからと皮膜ができるワックスや塗装をしてしまうと無垢材の良い感触が台無しになってしまいますから御注意を!
※無垢材でも堅い木は傷に強いですが、歩いた感触があまり良くなく、冬場は冷たいものもありますのでお気を付けください!

以前こんな話を聞きました。
旦那さんがとにかく無垢の無塗装にこだわってトイレまで無垢材の無塗装品を使用したそうなんです。
すると1ヶ月後にはシミだらけになり臭いはとれなくてとても後悔しているという話でした。
この場合、無垢材を使用したことが悪いのではなく、無垢材の無塗装の特徴を理解していなかったことが問題なんですね。
特徴を把握しておけば後悔することはなかったと思います。
たとえば無塗装は断念して自然塗料のもので塗装をするだとか、お手入れは定期的に必要ということを理解しておくとかです。
又、トイレ以外の場所の汚れも後悔しているとのことでした。
建築した住宅メーカーからは「ワックスや塗装は必要なく、足の裏から出る人間の油だけで大丈夫」と説明されたそうです。
足の裏から出る油に関しては否定しませんが、それだけで大丈夫というのは「?」ですね。

無塗装は好感触ですが汚れやすいいうことですね。
無垢材は多種類で特徴もそれぞれです。その木の特徴をしっかり把握してから選択するようにしてくださいね。
明日は建材床についてです。

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