これまで作業過程は紹介してきましたが、何を造っているかの説明は少なかったと思います。
ということでこの立面図を紹介します。
これは徳川の銅像を飾るための建物なんですね。
さてプロの彫刻家が彫ったものがこれです。
とにかくなめらかな仕上がり!
彫りも深い!!
これくらいのものであれば簡単に彫ってしまうそうです。
大工が加工した梁を彫るわけですから失敗は許されません。
そんなプレッシャーの中でも簡単に彫ってしまったそうです。
いくらプロとはいえ感心します。
こちらは先輩大工さんが見本用に持ってきてくれた解体した彫刻です。
自分たちが彫った物とは明らかに違います!
どうも彫刻にも決まりごとがあるようで、その根本から違っていたようです。
もう10日早く見本を持ってきてくれれば参考になったのですが・・・・・・。
とはいえそんな決まり事を守って彫るほどの技術も時間もないのでこれで良しとしました。
プロのものと見比べるとその差がはっきり出ますが、自分たちが彫った物だけ見ればそれなりに良い出来栄えだと思いますからね。
またあした。
0 件のコメント:
コメントを投稿