2010年7月23日金曜日

実用性重視の新築完成! 床板編?①




最近は無垢材の床が流行しています。
自然塗料や無塗装の無垢材は肌触りがいいですね。夏はべた付きませんし、冬はとてもあたたく感じられるものです。
一方、傷や汚れが付きやすいのも事実です。
そのため無垢材でもウレタン塗装の汚れに強いタイプもあります。
しかし残念ながら無垢材のよい肌触りは少なくなってしまいます。
しかも手頃な金額の無垢材は一枚板ではなく小さな無垢材をつなげた集成材タイプのものが多いんです。
このようなタイプのウレタン塗装品は仕上がってしまうと大工が見ても無垢材か建材かを判断するのが難しいほどの仕上がりになります。(明日紹介します)
感触も見た目も無垢材の良さが少なくなってしまうためほとんど自己満足の世界になってしまいます。
ですから無垢材を使用する場合は自然塗料か無塗装を使用するのがよいと思います。
ただし汚れを気にする方はトイレや脱衣所での使用は避けた方がよいと思います。
特にトイレはおすすめできませんね。臭いと汚れがしみついてしまいますよ。


お手入れが面倒くさいという方は今回のお宅でも使用したワックスの必要がない建材がいいですね。リーズナブルですしね。
無垢材に比べて劣化の可能性が高いのは事実ですが床を2重ばりにすることで劣化速度を遅くすることができると考えます。
どうしても無垢材が良い場合はウレタン塗装品をおすすめします。


肌触り!お手入れ!値段!耐久性!あなたはどれを優先しますか?






※今回は実用性だけを重視したために建材を選択したわけではありません。
値段と質とのバランスを考えた上での選択ですので建材が実用性に優れているというわけではありませんので誤解のないようにお願いしますね。
ですから今回のタイトルには?が付いていますよ。

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