2009年12月24日木曜日

梁の組み方完成




来年新築させていただくお宅の梁をどのように組もうか思考しました。
4回ほど書き直しやっと完成しましたので今朝、梁を発注しました。
墨付けは年明けからですね。

最近ではプレカット(工場での自動機械加工)が主流ですが、今回のお施主さまは「大工に家を建ってもらいたい!」ということで墨付けをして手刻みで加工することになりました。
手刻みと言ってももちろん電気道具は使うんですけどね。
べつにプレカットを否定しているわけではありませんよ。
大場建築でもプレカットを利用しますから精度の良さはわかっています。
お客様のお好みで手刻みorプレカットのどちらでも対応させていただけます。

以前はプレカットに依頼する場合でも梁の組み方は大工が決めたものですが、最近ではプレカットの設計をおこなっている方におまかせなので考える必要はなくなりました。
ですから大工でも梁の組み方や墨付けが出来なくても家を建つことが可能になりました。
私が大工の見習いをしていたときは「墨付けができなければ大工として食ってはいけない!」と親方によく言われたものですが時代は変わりましたね。

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