2009年12月17日木曜日

建具がはずれないときは!




建具がどうしてもはずれないときはこの方法です。
ジャッキアップ!
これまで何件もこのような方法でおこないましたが、はずれなかったことはありません。
ですから建具がはずれなくてもそれほど心配することはありません。
昨日も書きましたが、引き戸が動かなくなるほどの場合は大問題の可能性がありますのでその点はお忘れなく。

もう少しではずれそうというときは敷居(戸を動かすための溝がある床面の木)を踏んでみてください。
この方法でもはずせるときがあります。
しかし無理にはずそうとすると敷居にキズが付いてしまいますのでご注意を!
もしくは他の位置ではずれる可能性もありますので位置をかえて試してください。
基本的には真ん中ではずれる場合が多いです。
大工は鴨居(溝がある上の部分の木)を施工するとき少しむくらせています。
むくらせるとは扇形のように中央部を吊り上げることです。
ですから鴨居の中心部分が一番高くなっているためはずれる可能性が高いんです。
これは少し役立つでしょうか?

先に紹介したジャッキアップですが一般のかたはおこなわない方が無難です。
やり方がまずいと壁にヒビが入ったり敷居を傷めてしまう可能性があるからです。
やっぱり困った時は大工に相談するのが間違いない対処方法だと思いますよ。
はずしたあとにもう一仕事もありますからね。
続きはまたあした。

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