2009年8月31日月曜日




谷どいについてのお話です。谷どいとは左右の瓦から流れてきた雨水を流すための板金です。

これまで一生ものと言われ建築材としても重宝されてきたのが銅板です。ですから雨水を流す部分に多く取り入れられてきました。サビないのが一番の理由でしょう。
しかし劣化は避けられず常に雨だれが落ちる部分に穴があく現象が見られるようになりました。
原因のひとつとして酸性雨の影響も疑われています。

このようなことからステンレス製のものを使用したりしましたが、最近ではアルミの合金を使用することが多くなりました。
瓦の下に施工してあるため交換が困難ですので、瓦をはずさずに修理する方法もあります。
しかし施工側の意見としては瓦を一時撤去して万全な修理をおすすめします。

修理代はかさみますが、とても重要な部分ですから安全で確実な方法が最善だと思いますよ。

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