ちょっと立ち寄った長八美術館。
知っていますか?
左官の名人で有名なんですね。
このような壁をなまこ壁と言います。瓦の継ぎ目をしっくいで防水しているんですがその部分がなまこに似ているんですね。
宿泊した民宿にも施されていました。
(この建物は長八美術館の前に建っている建物で、美術館ではありません。)
こちらは瓦や梁に施した細工ですね。
実用性はもちろん、見た目もすばらしいですね。
こんな立体的な絵もしっくいで仕上げたようです。
子供たちも感心した雨戸を納めるための戸箱に施した竜です。
いつもお願いしている左官さんのお宅でこのようなしっくいの細工が施された戸箱を見たことがあります。
ですからこのような戸箱を見るのは初めてではありませんでしたが、さすがにこの迫力には驚きましたねー。
私も屋根の補修でしっくいを使用することはありますが、その扱いの難しさにはお手上げです。
いろいろな職人の仕事のまねごとをしたことがありますが、このしっくいに関してはどうにもなりません。
まったく言うことを聞いてくれないというか、思うように扱うことが出来ません。
それくらい難しいものなんですが、そのしっくいでこんなものを創るなんて考えられませんよ。
良いものを見ることができました。
つづく
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