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2010年1月25日月曜日

エコハウスに使用する天竜材見学5




乾燥が完了した材料は大きさの調整のため表面を削られます。
すると汚れていた木材がきれいに生まれ変わります。
これでようやく製品になりました。






伐採の際からの情報が入っているバーコードが最後まで付けられています。
このバーコードで山林名や伐採場所、日時、樹齢、含水率、強度などがわかるようになっています。






この材料の強度や含水率を実際に計測してみました。
数値はとても良好でした。
このような計測はハンディタイプの測定器で簡単におこなうことができます。






最後はこのプレカット工場で加工されます。


大工をやっていてもなかなかこのようなところを見学する機会はありません。
ですから今回はとてもよい経験ができたと思います。
これからエコハウスの建築が始まるようですが、出来る限り見学会に参加してエコハウスを紹介できればと思っています。
おわり。

2010年1月23日土曜日

エコハウスに使用する天竜材見学4




ある程度乾燥が進んだ木材はいよいよ製材にかけられます。
製材とは必要な大きさにカットすることです。
製材かけられる木材はすべて皮がむかれます。
この皮はたい肥などに利用するそうです。





製材作業も目の前で見られました。
この作業は初めてみましたが飽きないものですね。
残念ながら時間があまりないということでゆっくり見られなかったのですが・・・・。
加工はすべて機械でおこなうので大きな木でも問題ありません。





製材されてもすぐには材料として使用できません。
天日の下や屋根の付いた日陰でゆっくりと乾燥されます。
その期間は12カ月以上ということでした。
ですから伐採から製品になるまで合計18カ月の歳月がかかるということです。
手間と時間がかかりますね。

保管されている木は黒く汚れていますが、大丈夫です。
木は汚れていても表面を少し削ればピカピカな木目が浮き上がるものですから。
もちろん最後に削るということも計算に入れて少し大きめに製材しているそうです。

つづく

2010年1月22日金曜日

エコハウスに使用する天竜材見学3




伐採された天竜材はその場でバーコードが貼られます。
このバーコードによって、所有者や緯度経度、住所、当日の天候、温度などの情報がわかるようになっているそうです。
すごくしっかりした管理方法ですよね。まるで食品のようです。

注目すべきはこの木目!
杉と言えば目があらく弱々しいという印象でしたが、この杉はとても目が詰まっていましたので強度も期待できると感じましたね。
天竜杉はこの詰まった木目をもっとアピールすればいいのにと思いました。
もうひとつはとてもまっすぐな木が多いとも感じましたね。
このような木であれば製品になった時にねじれや狂いが少ないのではないかと思いました。






山から切り出された木材置き場ですが、こんな太い木もありました。
こんな大きな木が天竜にあることに驚きましたが、これを山から運び出す労力を考えると本当に感心するばかりです。

木の積み方にもこだわっているようで向きを変えて交互に積み上げることで乾燥を促進できるそうです。
細かいところまで気を使っていると感じましたね。
つづく。

2010年1月21日木曜日

エコハウスに使用する天竜材見学2




昨日紹介しましたエコハウスモデル住宅で使用される天竜材の紹介です。

浜松市エコハウス推進協議会会員で天竜材がどのような工程を経て製品化されるのかを見学してきました。





まずは伐採現場の見学です。
車の中から見る立ち木はそれほど太くは見えませんが、近くで見ると思った以上に太く感じましたね。
倒された木は葉が付いたままの状態で3カ月ほど乾燥させるそうです。
中には1年近く葉がらしするものもあるようです。
また伐採する時期は新月期のみ。(新月とは満月の反対時期です。)
新月伐採をおこなうとカビにくく、虫がつきにくく、割れにくく、狂いにくいという特性があるそうです。
月の時期によって木材自体の状態も変わってしまうなんて自然の不思議さを感じますね。
又、1年間のなかでも8月~2月までの期間はでんぷんの含有量が少ないため伐採の適期となっているそうです。


続きはあした。

2010年1月20日水曜日

エコハウス使用材料見学




今日は浜松市エコハウス推進協議会によるエコハウス建築に使用する材料の見学会に参加してきました。
今回は天竜材を使用するということで山に育成している木材がどのような過程を経て製品になるかを見てきました。

一番の感想は天竜杉を大切にしている人たちの情熱を感じたということです。
天竜杉が優秀ということはもちろんですが、とにかくこの天竜の山を大事にしたいというアピールをとても強く感じました。
単純に天竜杉をブランド化して営業しようとするのではなく杉の持っている本質を充分に引き出すことへの一所懸命さに感心しました。
そのために惜しみない手間をかける人たちの情熱!

山を守る、天竜の山を守るという情熱を勉強させていただいた一日でした。